世界のクリスマスケーキ

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世界のクリスマスケーキを紹介します。

百貨店のクリスマスケーキ

世界のクリスマスケーキも日本と同じように丸いスポンジをベースにして、
上部に色々な飾り付けがしてあるのが主流だと思ったら大間違いです。

 

この形のクリスマスケーキは日本と韓国だけなんです。

 

「バレンタインデーにはチョコレート」というイメージが定着したように、
日本のお菓子や食品メーカーが発案したイメージ戦略から生まれた日本独自の文化といえます。

 

そもそも外国ではクリスマスケーキを買ってくるという習慣はなく、家庭で伝統的なケーキを焼くというスタイルが一般的です。

 

世界のクリスマスケーキは、お国ごとにそれぞれが特徴のあるクリスマスケーキを手作りしています。

 

また、海外ではクリスマスケーキにロウソクを挿す習慣もありません。
詳しくは後半で説明しますね。

 

まずは世界のクリスマスケーキを1つづつ紹介していきますね。

世界のクリスマスの祝い方

クリスマスに祝うのは同じですが、その祝い方にも世界各国で特徴があります。

 

世界の各国のクリスマスの祝い方も紹介します。

フランス

 

世界のクリスマスケーキ

世界のクリスマスケーキブッシュ(ビュッシュ)・ド・ノエル

 

フランスのクリスマスケーキは、結構知っている人が多いですね。

 

そう、「ブッシュ(ビュッシュ)・ド・ノエル」と呼ばれ丸太の切り株の形をしています。

 

飾りつけには、メレンゲで作ったマッシュルームが良く使われます。

ドイツ

 

世界のクリスマスケーキ

世界のクリスマスケーキシュトーレン

 

ドイツの伝統的なクリスマスケーキは、シュトーレンです。

 

ナッツやドライフルーツを生地にふんだんに練りこみ、
重みが感じられる焼き菓子です。

 

表面には粉砂糖がかけられ、クリスマスの1ヶ月も前から作り、
クリスマスまでに、薄切りにして食べていきます。

 

日にちが立った方が、生地に練りこんだドライフルーツが
味が馴染み美味しくなるそうです。

 

ドイツはクリスマスツリーの源の地と呼ばれています。

 

12月1日から12月24日までの約1ヶ月間をクリスマスとしてお祝いします。

 

街にはクリスマスツリーが飾られ、各都市でクリスマスマーケットが開催されます。

 

木工品や食べ物の露天も登場しクリスマスが楽しまれます。

イギリス

 

イギリスのクリスマスケーキは、ドイツよりももっと早くから仕込みます。

 

なんとクリスマスの数か月前から仕込みます。

 

イギリスのクリスマスケーキはプディングですが、水っぽくなく、
もっちりとしています。

 

たくさんのドライフルーツやナッツをブランデーに漬け込み、
スパイスなどと混ぜ合わせた生地を蒸し上げ数か月かけて熟成させます。

 

クリスマス当日に蒸し直したり、フランベしたり、
クリームをかけたりして食べます。

 

*フランベとは、ブランデーをかけて火をつけアルコールを飛ばす
調理法の事を言います。

イタリア

 

イタリアでは、クリスマスにパネットーネと呼ばれるスイーツを食べます。

 

ドライフルーツが使われた、柔らかなブリオッシュのようなドーム型の菓子パンで、特別な日持ちする酵母を使って焼き上げます。

 

ドイツと同じで4週間前から仕込み、クリスマスまでに少しづつ食べていきます。

 

イタリアはカトリックの総本山でクリスマスの祝い方も盛大です。

 

12月25日は「Nataleナターレ」と呼ばれ祝日ですが翌日の26日も「サン・ステファノ」という祝日なのです。

 

さらに1月6日も「Epifaniaエピファーナ」と呼ばれる祝日で、イタリアではクリスマスを12月24日のクリスマスイブから翌年の1月6日までをクリスマスとしてお祝いします。

 

イタリアにはサンタクロースもいますが、「Befanaベファーナ」と呼ばれる魔女もいて、この魔女が1月5日の夜にサンタクロースのような所業をします。

 

1年間良い子には、チョコレートやキャンデーのプレゼントを配り、悪い子には炭のかけらか玉ねぎを、暖炉の前にぶら下げた靴下に入れていきます。

 

現在でもイタリアでは、黒い炭を形どったお菓子や、魔女のイラスト入りのお菓子が売られ祝日を祝っています。

オーストリア

 

オーストリアでは、クリスマスにはクグロフと呼ばれる焼き菓子が必須です。

 

アーモンドとレーズンを入れたブリオッシュ風の生地を特徴のある
クグロフ用の型に入れて焼き上げます。

 

アメリカ

 

アメリカでもクリスマスケーキを食べる習慣はあありません。

 

アメリカでは、アップルやパンプキンなど季節の食材を使ったパイを焼くのが主流です。

 

それと、“ブレッドマン”と呼ばれる人形や星型、ツリーの形をしたクッキーの表面にフロスティングしたジンジャークッキーを食べるという習慣もあります。

 

また、七面鳥かハムの丸焼きも定番です。

 

最近は、11月末の感謝祭、“ターキー(七面鳥)ホリデー”に鶏の3倍はあろうかという巨大な七面鳥の丸焼きを1週間から10日かけて食べ続けることから飽きてしまうようです。

 

そんなアメリカ人が急増していることから最近は「脱七面鳥!」でハムの丸焼き文化が広がっているという話です。

 

アメリカにとってクリスマスは1年の中でも最大行事です。

 

というのも、アメリカでは国民の80%がキリスト教信仰者だからです。

 

アメリカのクリスマスシーズンは早く11月末からクリスマスムードに包まれます。

 

アメリカのクリスマスは日本と違って外で外食するとか、飲み歩くのではなく家族と過ごすことが大半です。

 

クリスマスイブには教会に行き、夜を祈り過ごします。

 

感覚的には日本の大晦日の夜の過ごし方に似ています。

 

クリスマスには各家庭でクリスマスツリーを飾ります。

 

年間数万本になることから、毎年、新しく切り出すのではなく環境保護のためにリユースする家庭が増えました。

 

クリスマスのプレゼント交換も盛んでクリスマスツリーの下に家族全員が一人1人にプレゼントを贈ります。

 

大家族だとクリスマスツリーの下はプレゼントであふれます。

 

そして、当日、ラッピングの紙を大きな音を立てて破るのです。

 

大きな音を立てることで嬉しいという気持を表します。

 

 

まだまだ、世界のクリスマスケーキはたくさんあります。

 

決してクリスマスケーキはワンパターンではなく、世界の国それぞれが
特徴を持って作り上げています。

 

世界のクリスマケーキ:ロウソクについて

日本では電気を消した室内で、クリスマスケーキに挿されたロウソクを灯してユラユラと揺れる灯かりを楽しむというのが定番ですが、

 

外国にはクリスマスケーキにロウソクを灯す習慣はありません。

 

クリスマスケーキにロウソクを灯すのは日本だけの習慣です。

 

バースデーケーキにロウソクを挿す習慣があることから、ケーキにはロウソクを挿すものだとして日本では混同されたようです。

 

世界のクリスマスではロウソクはテーブルコーディネイトとして使われています。

 

キリスト教ではロウソクはイエスキリスト自身の象徴とされ「自分自身を燃やし周りを照らす」という意味があるそうです。

 

海外ではテーブルだけでなく燭台にも立てたりして、クリスマスの雰囲気を出しています。

 

ですのでロウソクはクリスマスケーキには挿しませんが世界のクリスマスでも重要なアイテムではあります。

 

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