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通販で購入したお取り寄せクリスマスケーキは冷凍で届きます。
冷凍されたクリスマスケーキは正しく解凍しないと、せっかくのデコレートが変形したり、生クリームの質が変わったりして美味しく味わうことができません。
せっかくの決して安くはないクリスマスケーキを美味しく味わう為にも、してはいけない解凍方法や正しい解凍方法、時間がない時の解凍方法などを紹介します。
ぜひ、参考にして美味しいクリスマスケーキを楽しみましょう。
冷凍クリスマスケーキは、早く解凍しようと常温解凍したり、レンジにかけたりすると必ず失敗します。
絶対にやめましょう。
常温で解凍すると、ケーキと常温との温度差がありすぎるので結露がおきてしまうからです。
そのために、せっかくのクリスマスケーキのクリームやフルーツが水滴でベトベトになってしまいます。
ベトベトになる前に食べてしまえばと思うかもしれませんが、その状態ではスポンジの中はまだ解凍されていません。
下手をすると半解凍もされてない部分が残っている場合もあります。
そんなクリスマスケーキは食べれませんよね。最悪です。
電子レンジの解凍も同じで、水気がでてベトベトになったり崩れや溶けムラが起きたりします。
さらに悪いことに生暖かいんですよね。
生暖かいクリスマスケーキなんて食べたくありませんよね。
でも、電子レンジでも使い方次第ではうまく解凍できる方法があるんです。
その方法は後で説明する「失敗しないで早く解凍する方法」で紹介しますね。
どうぞ、最後までおつきあいください。
少し時間はかかりますが、冷蔵庫で解凍することで失敗しないでクリスマスケーキを正しく解凍することができます。
解凍時間はケーキの種類によって違いますが、おおむね6時間〜10時間です。
購入時の説明書に解凍時間が明記されていると思います。
この方法なら冷凍だったことがわからないくらい自然な感じで解凍できます。
出来れば、解凍後2〜3時間常温で置いておくと、クリームがなじむのでよりおいしくいただくことができます。
ただ、暖房が入っているとクリームがとけてしまう場合もあるので注意して下さいね。
前述したように、クリスマスケーキを冷蔵庫で解凍するには少し時間がかかります。
ですので、ケーキを届けてもらう日にちは食べる前日がベストです。
この頃の冷蔵庫はお歳暮の品物が入っていて冷蔵庫内が手狭になっていることもありますが、
そのへんは計画的にケーキ分のスペースを確保しておくようにしましょう。
当日受け取る場合は、解凍時間を逆算した時間で時間指定をして受け取るようにするといいでしょう。
時間がない時のクリスマスケーキの解凍には電子レンジを使います。
といって、通常の使い方ではなくW数を100W〜200Wに設定して解凍するのです。
この設定で1分なら、ケーキが熱くなるということもありません。
自然な解凍ができますが、大きさによって時間設定は変わるので難しさはあります。
電子レンジにW数の調整機能がない場合は、解凍機能を使います。
こちらもケーキの大きさによって違いますが、通常のカットケーキなら2〜4分ですが、ホールケーキだともう少し時間が必要です。
ある程度の時間が経過したら15秒ごとぐらいにレンジを開けて様子を見ましょう。
中心部まで解凍できているかどうかは、爪楊枝などを刺して確かめることができます。
一度、解凍してしまったクリスマスケーキは当日に食べきってしまうことをおすすめします。
残ったケーキを再冷凍する方法もありますが、家庭用の冷凍庫は緩慢冷凍なので、冷凍の途中でケーキの中の水分が膨らみながら凍結するので、食材の細胞を破壊し、
解凍したときにはスカスカになって、とても美味しく食べることができません。
特にコンポートしてない果物などは解凍したときに水分が出てきてしまいます。
+コンポート
「フルーツをシロップやワインで煮こむヨーロッパの保存方法」
ですので日にちを分けて食べる予定なら、最初からクリスマスケーキを切り分けて冷凍保存しておくことで安全に無駄なく日持ちさせることができます。
届いたすぐの冷凍状態では切り分けることができなくても、冷蔵庫に2〜3時間いれておくことで包丁が使えるようになります。
切り分けたら食べる分だけをそのまま冷蔵庫に、残りは冷凍庫で保管することで2週間ぐらいは保存できます。
それ以上は、いくら冷凍でも味が落ちてしまうのでおすすめできません。
別添でフルーツがついているケーキの場合は、フルーツを冷凍する分だけコンポートすれば大丈夫です。
コンポートは、フルーツに砂糖と少しのレモン汁を加え20分ほど弱火でコトコト煮ることで作ることができます。
冷凍ケーキの第一人者 メゾン ジプレー江森シェフに訊く
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